単車屋Raidパーツカタログ [Raid001]


  Raid フロントパイプユニット Ver4.9

  ラリーレイドマシンのコックピット  各種 ¥33,600(税別)

   *Mapケース、ICOデジタルメーター、GPS、ヘッドライト、スクリーンを安全で確実に、簡単装着出来ます。
  *他社製マップケースの使用も可能です。
  *パイプユニットの取付け位置は、上下に約1cm調整可能です。

 
        適用機種
   Fユニット A XR250、400,600、650 DR250,350 DRZ400S
    Fユニット B セロー225
   Fユニット C TT250R、TT250Raid
   Fユニット D KLX250R
   Fユニット E XR250、XR400アチャルビス18Lタンク
   Fユニット F KTM     倒立フォーク
   Fユニット G CRM250R 倒立フォーク






安全性を高め、ハンドリングへ影響しない様にする為に、可能な限り低く軽く、コンパクトに構成してあります。(重量 約650g)




粘りのある 50系パイプを使用。
'97ダカール でレイコさんは50回以上の転倒。 3度の前転。 そのうちの2回はFユニットも曲がってしまいました。 それでも機器類は無事。 キャンプ地で、このパイプユニットを長い棒にて修正。 Fユニットはクラックが入ることなく、機器類も人間も無事完走。





'97 TT250Raidでオーストラリアを10ヶ月間 7万kmの海外ツーリングされた「宮脇 勤さん」  このFユニットにMAPケースと、GPSも装着されました。
MAPケースには、オーストラリアの全地図をコピーし、ロール状に巻いて使用。
地図を雨でも夜でも止まることなく見ることができて、便利でノントラブルだったと喜ばしい評価をいただきました。


MAPケース、ICOデジタルメーター、ヘッドライトKit、GPS、スクリーン等の装着が非常に簡単に装着、簡単に取り外し出来ます。


転倒時これらの機器を護り、ダメージを受けにくい形状を、シンプルなパイプデザインで構成しています。
安全性を考えて、全ての機器類が、身体がぶつかるなどの、過大な力がかかると逃げる構成としました。
機器類を、自分の視点の位置に向けて角度の調整が可能です。
ベース車のジオメトリーを変えないよう、Fフォークの剛性を上げない構成としています。


注意:取り付けボルトが緩んだまま走られて、ユニットが折れたトラブルが発生しています。 基本的な事ですがハードな走行後、または転倒後、必ず増し締めを行なって下さい。 

裏話:このパイプユニットは、低予算プライベート選手の為の製品を、あれこれ考えていた時の産物です。 この構成を思いついた瞬間、すぐに思いました。 ”レイドマシン作りを志す後輩が可哀想だ”と。 なぜならこの構成以外に、これほどシンプルで無駄が無い組み合わせで、この場所にデザインのしようが無い、そう思ったからです。 これほど、うがった考えが浮かぶ程に、最適で良い構成になっています。 レイドマシン作りを志す後輩は、この製品をほぼ真似するしか、これと同レベルの物を作れない事となってしまっています。 モンゴルラリーの車検が「松山」であった時、見学に行きました。 するとまあ、あるわあるわ、このFユニットのコピー版。 しかしながら、安全性をコピー出来て無かったり、軽量を考えて無かったり、大き過ぎたり、高過ぎたり、、、、、。 怖い物がたくさんありました。

 或る時、レイドマシン作りを志す後輩?の一人が、OFF全国誌でこのFユニットを名指しで、不要だと決めつけていました。(わたしゃこの人と何の面識もないのに、突然後頭部を大きなハンマーで殴られた気がしました) その翌年、彼の作ったダカール用のマシンは、前転をくらい、補機類を大破させ大変な事になったようです。 もしこのFユニットを使っていたとしたら ”大過無くラリーを走れただろうに” と思ったものでした。 国内だけを走っている方には、「前転」は考えてないかもしれませんが、「前転」は意外にも日常茶飯事の出来事なんですよ。 海外ラリーでは。

あまりに突出して良い製品も(?)、こうして埋もれることもあるのかもしれません。 まあそれもよし。 まあそんなこんなで、けっこう狭い日本ラリー界で、迫害?されたFユニットではありますが、その実際は、低予算のプライベート選手の必需品なのです。 ワークスマシン並み使い易いコクピットを、そこそこお安く御所望の方には、ぜひ着けてもらいといと思います。
もしあなたがお金持ちなら、迷わず「KTM]のラリー仕様を買いましょう。

このFユニットを見て、これぐらいの簡単な物は、近所の鉄工所のおっさんに安く作ってもらうからいらないと言う方に: どうしてこれで、けっこう苦労してこさえています。 いつも夜なべしてまで作っています。 製作にかかる時間のわりに、うんとお安く販売しています。 老婆心溢れ、ラリーに出る貧乏な人の為に、安く作ってあげねば、、、、、と言う人情価格設定なんですから。 まあこれまで、このコピーを作って見られた方なら、いやと言うほどお分かりかもしれませんが。 

  −− オプションパーツ(価格は全て税別です) −−
Raid  Mapケース M
¥88,000
 
  MAPケース ステー
¥6,000
 
    ・低反発ゴムをクッション材に使用してありますので、車体よりもMAPケースの振れの方が、
    少なくなると言う特長を持ちます。
    ・MAPケースと同時にFユニットを購入されますと、サービスで付属します。
  ICO Rallye 2000
    ・ボタン電池駆動
¥37,800
 
  ICO Rallye VR Light
    ・ボタン電池駆動・12V電源を使用するバックライト付き
¥44,100
 
  ICOマウントステー 2個用
¥3,000
 
    ・もし顔面等をぶつけても、安全に機器が逃げてくれるよう留意したステーです。
    ・補機類などの、スイッチを取り付ける為のスペースがあります。
    ・ICOと同時にFユニットを購入されますと、サービスで付属します。
  GPS ホルダー Fユニット用
各機種専用 ¥15,000
 
    ・壊れやすい電子機器のGPSを、厚いクッション材で優しく包みます。
    ・ボディーを安全のために、角が無いデザインで製作してあります。
 Raid ヘッドライトkit
¥25,200
 
    ・角型のガラスレンズを使用し、ワイドでむらが無く、コーナー奥。
     遠方、近接路面共に視認性が良好な、 疲れにくい夜間走行が可能です。H4
     (夜のダート走行は光量よりもむしろ、光にむらが無い方が目が疲れずに安全に走れるようです。)
 Raid スクリーン  ポリカーボ製のねばり強いスクリーンです。 
¥23,940
 



−−オプション接続例 −−